川の目次へ戻る 山の目次へ進む 海の目次へ進む トップの目次へ進む


小さいけど、きれいな虹鱒です。
結構暴れるし、楽しいですぜ。
大物も見えるんだけど、釣るのは難しい。で、また挑戦したくなる訳ね。

 

日本はやっぱり釣り堀か

ということで、……って、どういうことかというと、つまり、中央高速諏訪南インターにある富士見パノラマで自転車に乗った後は、中央高速大月インターで降りて、以前に行った「奈良子釣りセンター」へ。
富士見パノラマのお話はこちらで。

さて、昨シーズン、ニュージーランドで感じた反省点をふまえて捲いたフライを使ってみたかったもんでまた来ちゃんたんですが。 ここはホントにかなり遊べます。……って、他の場所行ったことないんだけど。ウエブ上の情報でもなかなか評判いいのです。
妻もだいぶ腕を上げ、「釣れすぎてつまんない」等とぬかしているではありませんか。よしよし。

この日は、我々以外にお客は5人くらいでした。

 


これがエルクヘアカディス。
夜の自動販売機等にとまっている小さな蛾みたいな虫いるでしょう。あいつを模した物です。
エルクヘアってのは、背中(羽根のつもり)の部分の白っぽい毛の素材で、エルクという鹿の毛。中空になっていて、ゴワゴワしているけど良く浮くのです。
ま、あんまりアーティスティックなフライじゃないけどね、良く釣れる。
きれいに巻けたと思ったのに、こうしえアップで見ると汚いね。反省。

でも、自分で捲いたフライの写真を撮るというのも、なかなか楽しいものである、ということに気が付きました。

 

まずは、#16のエルクヘアカディスを投じたところ、猛烈に反応アリ。こういうのって楽しいのですよ。
【解説】これは水に浮くフライなのですね。これに反応があるということは、水面に魚がビシャとかバフッとかいって出てくるわけ。「ドライで釣る」等といって、これにこだわるフライフィッシャーマンは多いのです。

私の場合は、今回新作のカディス・ピューパ(こいつの幼虫ですな)を試してみたかったのですね。
で、フライを付け替えて(こいつは沈めて使う)みたところ、さっそくバクバクッと当たりアリ。なんでもいいみたい、ここのお魚。
でも、底の方にいる大物は見向きもしない。魚も成長すると頭がよくなるんですね。私の腕前ではまだまだ歯が立たないようです。

ということで、新作のフライがいいんだか悪いんだかは、結局分からず。その新作フライもお見せしたいのですが、小物何匹も釣ったらボロボロになっちゃった。
また、捲かなきゃね。


ということで、こうなりました。
うーむ、美味しそうには見えないなぁ。写真の腕が悪い。光が悪いね。
でも、もう食べちゃったから、撮り直しはききません。あしからず。

 2人で20匹ほど釣りまして、今回は3匹お持ち帰りにすることに。
けっこう美味しいんですよ、これが。
サイズは25〜26pと食べるに手頃。
ニュージーランドではこんな小さいのは食べちゃいけないんだけど、ここは釣り堀。養殖だから一人10匹までは持ち帰りOKなのだ。
魚体もきれいで、食べる気になりますね、ここの魚は。

塩焼きにしたものに、醤油、酢、ごま油、砂糖、等を混ぜたたれで食べてみました。今回はコリアンダーを添え、ちょっとタイ風。
やっぱりおいしかったです。

(2001/6/8)

    川の目次へ戻る 山の目次へ戻る 海の目次へ戻る トップの目次へ戻る トップページへ戻る

 

000718