「アメリカキャンペーン終了」 新<エスメラルダ>のアメリカキャンペーンも、2/28からマイアミで行われたSORCで終わり。その最後のレガッタは、全8レース中7レースをファーストホーム、修正1位の圧倒的な成績で他を圧倒。最終日を待たずに優勝を決めた。 ここで、今回のメンバーを紹介。 ヤングアメリカやスターズアンドストライプスで活躍していたアメリカンセイラー主体のチームであります。 |
ケン・リード スキッパー ケンとも結構長いつきあいになります。 やっぱり、この人無しでは、<エスメ>チームはなりたたないって感じ。 |
ピーター・アイスラー 今回、タクティシャンを勤めた、アメリカヨット界の大御所。 僕は今回初めて一緒に乗った。 紳士的な人なのだが、髪型や服装がいつもなんだかだらしない。そういうところが、また魅力の人。キザじゃない。自然体なのね。 奥さんのJJも有名なセイラーで、彼女のシドニーオリンピック出場のため、ピーターはこれまでのエスメキャンペーンに加われなかったのだ。 コース取りは見事で、今回の圧勝は、彼の力に寄るところが大きいのではないかと思う。 |
トニー・レイ メインシートトリマー キーウエストではタクティシャンを務めていたが、今回はチャックの代わりにメイントリマーを。 真面目でシャイな色男。女の子にモテモテって感じだが、結婚してます。10才の子供もいるんだと。 <タイコ>でボルボ・オーシャンレースキャンペーンにも加わっている。 |
フェリグノ ロックマン マストマン 通称ロック。ヤングアメリカのクルーでもあり、医大生でもある。こういうところが、アメリカンヨッティングの底力かな。 ユーモアがあって、明るく大らかな性格。 横にいるのは奥さんのアビィ。 |
ボブ・ワイリー スピントリマー 建造時からかかわっており、ボートのメインテナンスも担当。 職人気質で、キレ易い性格。「おお、ボブがイラついてるぞ」という時には近くに寄らない方がいい。 オラクル・レーシングで次回はアメリカズカップに挑戦。 |
ジョー・フォードニー ピット ILC40の頃からの仲間。 元はパクトのメンバー。Jワールドでもコーチを務めるプロセイラーだったが、前エスメを降りてからは堅気の生活に戻り結婚。今は海運会社で忙しく働いている。 最近は、趣味程度にエスメのマムのレースに加わる程度だったが、今回は久々の大型グランプリ乗艇となった。 僕とは趣味(自転車と釣り)も合うので、一番仲のいいクルーかな。 |
吉田学 フローター 吉田とも、なんだかんだいって長いつきあいになるけど、とうとうヨットの世界から足を洗い、春から就職。 でも、週末は一緒に乗ろうね。 |
ロビー・ネイスミス ジブトリマー レースが終わった後の彼はトボケたキウイだが、レース中の集中力はすごい。前夜飲みすぎで二日酔い気味の時の方が調子がいいみたい。 ブラックマジックでのアメリカズカップ獲得、そして防衛。<ヤマハ>での世界一周レース優勝、とすごい戦歴を誇る。 |
バンバン グラインダー 本名は……なんだっけな? すいません。オマケに写真もピンぼけで。 今回、初のチーム入り。 フロリダ州タンパの自宅から、女房、子供、おばあちゃんまで連れて車でやってきた。 パワフルながら温厚な紳士。なんとなくトラクターが似合いそうな雰囲気だが、なんでも不動産関係の仕事をしているやり手らしい。 |
早福和彦 バウ 96年にニューヨークのレガッタで合ったときは、正直言って貧乏臭かったが、今や世界の早福である。生活の基盤もしっかりしたようで、結婚も近いか? ヨットの腕もますます磨きがかかっており、他のクルーからの信望も厚い。 ニッチャレは不参加になってしまったが、次回はワンワールドでアメリカズカップ参戦。応援しています。 |
植松真 オーナー いつもお世話になってます。 50ft艇ではランナーを担当。 あのリグでも、下マーク回航後にランナーを巻き込むのはかなりキツイらしい。僕は巻いたことないから分かりませんが。 |
そしてワタシ。(写真は無い) このチームでは、ソアマンを担当。 SORCでは、上下1.5マイルの6レグ。 風は15ノット〜20ノット吹いているから、50ft艇にとっては1.5マイルなんてあっと言う間。忙しいたらありゃしない。 でもって、1日3レースですぜ。 ソアマン泣かせでありました。 さ、これでこのチームは解散。 船は4月中旬には日本に戻り、しばらくは日本人のチームで国内レースに出場です。 でも、あまりレース無いんですよね。日本には。 (2001/03/07) |
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