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登りはこんな感じ。
舗装、未舗装半々。
一気に登りましょう。

自動車も通っているので、ご注意を。

「大楠山、アヘアヘ紀行」

三浦半島の真ん中に位置する大楠山。頂上からの眺めは、かの司馬遼太郎さんも絶賛したという三浦半島を代表する山です。
標高はわずか241メートルながら、小さな半島の中央にあるので、景色はいい、ということですね。

ルートはいろいろあるのですが、自転車で登るならば、芦名口からとなります。
国道134号線を南に下り、芦名の京浜ストア横を入っていきます。
この辺りは、看板も出ているので分かりやすい。

    

別ウインドウで開きます。
画像をずらして本文を読んでください。
  

 

こちら、その展望台。
後ろに見えている2本のアンテナ柱の左にちょこっと見えるのが、山頂の展望塔。


コースの難易度を文章で表現するのは難しいもので、たとえば、この登り坂をどの程度と表現したらいいのやら。
キツイといえば、キツイですし。登り切ってみれば、結構楽勝って感じもするし。まだまだ物足りない、って気もするし。

最大勾配xx%といっても、それがどのくらい続くのかとか、路面の荒れ具合でも難度は変わってくるしね。ま、とにかく、結構急な登りです。

とりあえず、セッセと漕ぎます。
途中、急な坂が4箇所ほど。ちょっと下ってはまた登りって感じ。

ま、嫌になったらあきらめて降りてくればいいんだから、なんてことはないっす。

で、ほどなくして頂上へ。
本当の頂上へは、自転車をおいて階段を登ります。
この階段、自転車を担ぎ上げてもまったくムダなので、お気をつけを。頂上には、50m四方ほどの広場があるだけです。

で、頂上への階段を登らず、そのまま行きすぎると、、別の展望台があります。


担ぎも入ります。もちろん押しもあり。土手を這いつくばって登ったりして。
乗車率30%。
ま、こういうのが好きな方にはたまんないかも。

この展望台の前をさらに行きすぎると(写真でみると背中側)細い道が続いていて、ここから下ると前田橋の方に出ます。

このルートは、雨どい状のツルツルしたシングルトラックで、後半は階段が続きます。
ま、お好きな方はどうぞ。

登ってきた道(芦名口ルート)を下るのがもっとも無難です。
適度なデコボコで、すいすい下れます。これでも初心者にとっては、「ちょっと怖い」と思うくらいかも。
坂道は、登りよりも下る時の方が急に感じると思いません?

で、もっとアドベンチャーを求めるならば、こちら。山の北側にあたる県道27号線、池上方面に降りるルートです。

元来た道をやや下ると、左に入っていく道が見えます。(登って来た時に最初に見える建物の横を右に入っていく)
ここ、看板も何も出ていないのですが、最初は車でも通れそうに見えるくらいの幅の道です。奥はちょっと薄暗く、怪しい雰囲気。

で、ホイホイ突入。
ちょっと下ると、ゴルフ場の横に出、そこからフェンス越しに細い道が続いています。

で、さっそく急な下り階段に出くわしたので、迂回しようと細い道に入ったら、これがまた、本格的なシングルトラック。
崖あり、倒木有り、ぬかるみ有りの、サバイバルモードへ突入。

しばらくゼーゼーアヘアヘしてやっとの事で、ゴルフ場フェンス横の道に合流。

まっとうな趣味の方なら、素直に階段を下りて、ゴルフ場のフェンス沿いに進んだ方が無難です。

さらに進みゴルフ場を離れると、いい感じのハイキングコースになります。
これこれ、山道はこうじゃなきゃ。
と、喜んでいるのもつかの間。
葉山に帰るには、途中から阿部倉方面へ曲がります。

真っすぐ行くと、衣笠公園へ出るんだそうで、その辺りは次回調査しておきます。

でもって、阿部倉方面へ抜けるコースというのがこれまた、階段、階段、また階段。
前田橋ルートの階段よりも幅が狭く、傾斜も急。
おまけに北斜面なので、ヌルヌルびとびと湿っぽい。
3日も晴れが続いていたので、チャンスと思ったんですが、甘かった。

これ、「自転車でダウンヒル」というよりも、「自転車担いで山行」って感じ。かなりキツイっす。
ま、うちの奥さんは平気な顔して降りてましたが……。

それでも、頑張って降りると、最後はこんな感じ。
もうそれまでが大変なんだけど。途中で戻る訳にもいかないしね。

ま、こちら側から、自転車担いで登ろうなんてマネはよしたほうが、よござんす。

 

 

    
葉山のマップはこちら。
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ブラウザの下に隠れていることがあるのでご注意を。

登山道を出て、阿部倉の住宅地をグリグリっと走れば、程なく県道27号へぶつかります。葉山方面へ向けて、走りましょう。
県道は結構交通量が多いので、両側の旧道に入ると楽しいです。
また、県道沿いに、コイン洗車場があるので、ここで自転車の泥を落とすとよろしい。
5分で500円ですが、2台洗ってちょうど良い時間。

元気のある方は、湘南国際村を登って海に出てもいいし、疲れちゃった方は、そのまま葉山公園に出てもOK。

かなり、楽しめますですよ。



                 2000/10/12
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