オンボードコンピュータに関係したホームページを集めてみました。
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インスツルメンツメーカー各社
ここでいう「インスツルメンツ」とは、スピードメータ、風向風速計、コンパス等をリンクさせた航海計器です。
 さらには、パソコンを接続して、それらのデータを制御することができます。


  オッカム  
これまで、<エスメラルダ>チームでずっと使ってきたもの。アメリカ製です。

  B&G   
イギリスの老舗。CPUはオッカムでもマストヘッドユニットはB&Gというケースも多いです。
50ftの<エスメ>では、コンピュータにB&Gの「レースビジョン」を使っています。

  KVH  
30ftクラスのクラブレーサーでも搭載しているケースが多いのでは?
普及クラスといっては怒られますが、機能は結構本格派。

  オートヘルム  
オートパイロットのメーカーですが、GPSやメーター類も作っています。

  シルバ  
こちらもかなり普及度は高いです。 ワタシも結構使いました。

  National Marine Electric Assotiation  

これらの機器の接続には、「NMEA0183」というプロトコルが用いられています。
詳しくはこちらで。

ソフトウエア
各種のソフトウエアの入手はこちらでどうぞ。

  Bluewater Books & Charts  
外国製の海岸線データ等を販売している本屋さんです。もちろん気象ファックス受信ソフトもあり。在フロリダ。

  Armchair Sailor  
こちらも海物専門の本屋さん。PC用ソフトウエアもいっぱいあります。「P-SEA MAIL」というHFのアマチュア無線を使ったパケット通信用ソフトなんか興味アリ。在ニューポート。

  日本水路協会   
日本国内の電子チャート(参考図)はこちらが発行。ビューワの数が少ないのが難点か?

  各種、朝夕計算ソフト  
ベクターデザインのホームページから、各種ダウンロードできます。
フリーウエア、シェアウエアいろいろあり。

  Y−TECH  
KAZI誌、01/03月号でご紹介した体育会系頭脳集団が作成した、ディンギー用航跡プロットシステムの試用版がダウンロードできます。


衛星通信各社
オンボードPCということで、個人的に一番興味があるのがインターネット接続。
艇上からのアクセスとなると、沿岸部なら携帯電話。沖に出たら衛星通信と言うことになります。
日本沿岸での携帯電話での接続はいいとして、問題は衛星通信。
期待は高まっておりますが、どうも順調とはいえない様子。営業上の問題もあるのでしょうが、個々の情報は錯綜しております。最新情報はHPでチェックだ。……といっても、あまり新しい情報がないのです。


  「低高度軌道衛星通信システムについて 」  
秋永和計という方のレポート。ちょっと古いデータですが、低軌道衛星(LEO)を用いた通信全般について解説してあります。

  インマルサット   英語サイトはこちら
静止衛星を利用した衛星通信の老舗。A,B,C,Mがあり、日本ではKDDIが取り扱っています。海上における衛星通信では、ダントツの実績を誇る。プレジャーボート用のミニMはこちら 
個人的にはインマルサットCがいいんじゃないかと思うんですが、日本では免許の問題が……。

  イリジウム  
鳴り物入りで登場した全世界カバーの携帯電話。
……が、経営状態が思わしくなく倒産。日本法人の「日本イリジウム」も解散しているようですが、米ホームページはまだありました。

  グローバルスター  
イリジウムと似ていますが、こちらは衛星間通信をしない、というのが売り。その分システムが安上がりなんだとか。2000年から運用しているようですが、日本語のホームページが無いところを見ると、国内には代理店はないみたい。アメリカではこないだ宣伝やってました。

  ICO
中軌道の衛星による通信。インマルサットが母胎となって計画していたが、サービスを開始することなくテレデジックに身売りしたもよう。

  オーブコム       英語サイトはこちら
VHFを用い、「低速だが安くて小さな端末でOK」というコンセプトのデータ通信に特化したシステム。KAZI誌00/05月号でも紹介。
オーブコムジャパンは、あくまでも衛星そのものを管理しているようで、いかに利用するかはユーザー次第。で、用途毎にそれぞれ別の業者が端末を含めたシステムを構築し企画運営しているようです。
プレジャーボート系は、NECシステム建設というところでサービスしているようです。
テラトラックというシステムが、沖縄レースや大洋横断で活躍したもよう。
インターネットを通じてE-mailの送受信もできるそうです。

  テレデシック
低軌道高速データ通信。移動体というよりも、準固定系。全部の家庭に高速の光通信ケーブルを引くよりも、衛星から直接かましたれ、というアイデアで、2004年運用開始というお話。ICOと合体し、計画を早めるという話もあるようだ。

  スカイブリッジ
テレデジックのライバル。こちらはヨーロッパ系? テレデジックとの技術的な違いは衛星間通信を行なわずその分地上局が多いということ。2001年サービス開始予定……が伸びて2003年開始予定という。

○     オデッセイ
ICOに吸収されるような形で、すでに消滅しているようです。ホームページも探したけどなかった。なら載せるなって? なんにせよ、この業界、まだまだどうなるか分からないようです。

  アマチュア無線のパケット通信
衛星通信ではないのですが、アマチュア無線によるパケット通信の情報です。なんといっても通信料金がかからないところが魅力。VHF、UHFはわりと良く知られていますが、HF帯もある模様。今後の研究課題です。あんがい、これが大本命かも。
また、GPSとパケット通信を使ってのトラッキングシステムもあるようです。

  アルゴス
双方向通信ではないけれど、人工衛星を用いた位置トラッキングシステムでは実績を誇るアルゴスシステム。本来は学術調査用ですが、ヨットレースでも多く用いられています。

  平成12年版 通信白書
こちら12年度版、ということは11年度のお話で、ここを読むと、たった1年でいかに状況が変わってきているかが分かります。今後の衛星通信はどうなっていくのか。ワタシにはよくわかりません。

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