川の目次へ進む 山の目次へ戻る 海の目次へ進む トップの目次へ進む


こちら、ゴンドラ乗り場。
若いダウンヒル専門小僧達がうろうろしていますが、心配はいりません。
臆する事もありません。
オジサン達でもいろいろ遊べるのです。

「富士見でダウンヒるもんね

中央高速、諏訪南インターから車で10分。富士見パノラマ・マウンテンパークは、オフシーズンのスキー場を利用したマウンテンバイクのパラダイスです。

ゴンドラに乗って一路標高1780メートルの山の上へ。そこから自転車で走り降りてこよう、という遊びなのですね。


まるでカナダの森林公園の中みたいでしょ?
カナダ行ったことないけど。

 ダウンヒルコースは難度順にA、B、Cとあります。
それ以外にも、山頂部をぐるっと回る全長10kmのツーリングコースもあり。
オジサン達は、まずはこちらに。

ワタシが乗っているヨットのオーナーであるU氏も、実は自転車好きでありまして、現にロードバイクを2台所有。これまで、何度か三浦半島で一緒に走ったりしてたのですが、この度マウンテンバイクも購入。
さっそく山に乗りに行こうよ、ということになったわけ。

山頂周回コースは、まずは砂利道の下りから始まります。結構急です。
その後舗装になって、紅葉の山を堪能です。

 

この日はまた天気も良く。暑くなく寒くもなく。言うことなしです。
見晴らしのいい丘の上、牧場の中、とそりゃまあいい感じ。
いやー、すがすがしいなぁ。

右がU氏の新しいバイク。ケストレルのカーボンフレームにディスクブレーキ。金に糸目は付けないタイプ。
妻はトレックのYフレーム。ワタシのはアラヤのクロモリです。


ひたすら、ダダダーっと。
降ります。下ります。
それにしても、HPの写真はいつも妻の後ろ姿だなぁ。
 

山頂付近をぐるっと一周したあとは、金沢林道ツアーコースに沿って、麓まで走り降ります。
約20km続く下りは、ゴンドラ利用ならでは。

最初は舗装路。その後は砂利道。いわゆるジープ道で、幅はあるので初心者でもOK。
とはいえ、かなりの振動です。

 

「いやー、下り続けるってのは、いいよねー」等と言っていたら、最後の5kmが登り。特に最後の最後の1kmは砂利の登りが延々と続き、かなりしんどいです。

我々の足で、山頂周回コース〜金沢林道を経て麓のゴンドラ駅まで約3時間かかりました。(休憩時間含む)
途中、お店はないので、クッキーなどの軽い食べ物と飲み物は用意していった方がいいです。


初心者コースとはいえ、自転車でダートの坂道を降りたことが無い人には、
ちょっとキツイかも。全長約7.2kmと、距離は結構長いから。
もちろん、ダウンヒル用のごつい自転車でなくてもOK。
普通のマウンテンバイクでいけます。

麓のレストランで遅めの昼食をとって再びゴンドラで頂上へ。
2本目はダウンヒルの初心者向けCコースへ挑戦。
道幅も比較的広く、路面状態も良好。
キツイカーブはありますが、特にスピードを出さなければ、無事に降りてこられます。


防具はなくてもOKですが、転ぶ可能性は十分あるので、ご注意を。
最低限ヘルメットは被っていないと、ゴンドラには乗せてもらえません。
軽く転んだ時には、グローブも有効。できれば指が全部あるタイプの方がよさそうです。

ちなみに、妻は一回転倒。ワタクシも勢いあまって崖に落ちました。
上級者用のAコースには、まかり間違っても入り込まないように。ホントニ死にます。とのことでした。

ごつい防具に身を固めた「ダウンヒルあんちゃん」達は、海でいうならジェットスキー系という感じで、近寄りがたい気がしていたんだけど、実際は結構礼儀正しくて感じいいコが多かったです。

オフシーズンのスキー場を利用して自転車で遊ぶっての、いいアイデアだと思うんですが、ダウンヒル小僧専用ではなく、もっと普通の自転車好きが楽しめるように工夫していけば、より賑わうのではなかろうか、と思ったしだいです。
妻はもっと簡単に走れるコースがあってもよいぞ、と言ってました。

 2000/10/19

川の目次へ戻る 山の目次へ戻る 海の目次へ戻る トップの目次へ戻る トップページへ戻る